November 12, 2006

Cheney endorses simulated drowning | Special reports | Guardian Unlimited

リンク: Cheney endorses simulated drowning | Special reports | Guardian Unlimited.

Cheney endorses simulated drowning

ガーディアン紙へのリンクを久しぶりにあけてみると、チェイニー氏の写真があり、そして話題になっているのが拷問の方法とは、(;´_`;)
”waterboarding”と言うのが拷問の方法であることと、それが、”仰臥位で頭を足より低くテーブルに縛り付けた被拘束者の鼻に水を流し込み溺死をシミュレートする”ものであることを知ってしまった。嫌な話だが、米国副大統領は恥じらいもなくこうしたことを、あちこちで行っていたことを悪びれることなく、正当に行ったと言って憚らないのだ。ゲームの残酷シーンに敏感な彼らの感性は、それが実際に行われているものだというリアリティに裏付けされているからであり、鈍感な我々はまさかそんなことが文明の名の下に行われうるとは思っても見ないほどスポイルされた阿呆の集団なのである。

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July 19, 2004

あるタクシードライバーの体験

英字新聞:あるタクシードライバーの体験
'They would never tell us why we were being held'(彼らは決して我々がなぜ拘留されていたか告げないでしょう。)

 Guantánamo湾海軍基地に17ヶ月も収容されていたアフガニスタンのタクシードライバーの体験の記事(Guardian UK, June 23)を紹介したblogです。Wazir Muhammad氏もやはり,以前紹介した英国人の場合同様に戦闘員であったという嘘の書類に署名させられたと言うことです。

Guardian紙のGuantánamo関連記事はこちら

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July 18, 2004

my news: NY Times - Moving Quickly, U.S. Is Readying Review Panels for Cuba Base

Moving Quickly, U.S. Is Readying Review Panels for Cuba Base(素早い動き,米国はキューバ基地のためにレビューパネルを用意しています)

 例によってGuantánamo湾海軍基地収容所の話です。どういう訳かこの話題に注目しています
 国防総省はキューバのGuantanamo湾にで不法な戦闘員として拘留された囚人が不当に拘留されていることを委員会に認めてもらおうとすることを許して,来週の終わりまでに特別な軍の聴聞会を始めるかもしれません。
 連邦最高裁の司法によるアクセスを認めた決定により,抑留者の三分の一程度の人身保護請求が連邦裁判所に提出されている状況に対抗するためにペンタゴンが取った処置です。
 しかしこの聴聞会なるものは,軍の構成員のみで構成されるもので司法の介入を拒絶するものです。どうやら,拘留者達には最高裁の決定によって生じた権利についての情報は与えずに,軍の聴聞会の情報しか与えていないようなのです。軍の担当者は,弁護士のアクセスが実現していないことを,交通手段の問題であると強弁していますが,弁護士の介入を拒否しているに過ぎないと見られています。よほど隠したいことがあるのでしょう。
 ブッシュ政権のペテンの一つと考えられますが,こういうニヒリズムとキリスト教保守主義というのはどの様に折り合いがついているのかは興味深いところです。英米共に情報当局にイラク戦争開始の責任をなすりつけましたがCIAもFBIも監督というよりはホワイトハウスに監視が必要でしょう。英国の世論調査によると(Blair 'not trusted over a war') 57%の人びとがBlair氏は情報当局がなんと言おうと戦争を始めたろうと思っていると言うことです。

いつもながら毎日新聞の感度は良好です米国:外国人拘束者の処遇に関する部局を新設

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July 03, 2004

my news: The New York Times - U.S. Allows Lawyers to Meet Detainees

The New York Times > U.S. Allows Lawyers to Meet Detainees

「合衆国は弁護士に抑留者と会うことを許す。」というGuantánamo湾関連の記事です。

キューバのGuantánamo湾の約600人の抑留の中の13人の代理人の弁護士は,海軍基地を訪問することへの同意をブッシュ政権から金曜日に得られたと明らかにしました。
また,市民グループによる抑留の合法性に対するヒアリングへの要求がありました。
さらに,抑留者の50以上人の代理を務める合憲センター (Center for Constitutional Rights) からも申し立てがあり訴訟の洪水の始まりを予想させます。
これらは何れも人身保護令の請求です。

Bush政権は自らまいた種に追われることになってしまいました。
しかし,これだけ色々と問題が山積しても何とかなっているということはどの様に理解すべきなのか?

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July 02, 2004

my news - The New York Times - The Detainees: Administration Changing Review at Guantánamo Bay

The New York Times > The Detainees: Administration Changing Review at Guantánamo Bay

 Guantánamo湾の無法監禁状況に対する米国連邦最高裁の裁定に対するブッシュ政権の反応についての記事です。
 Detaineeというのはランダムハウス英和辞典によると「(特に政治的な理由による,公的裁判を受けていない)抑留者;政治犯」のことだそうです。

 Bush政権高官が水曜に話したところでは,最近制定した(Guantánamo湾収容所管理の)年次再評価プログラムに修正を加えることによって,彼らの無限の拘束能力に制限を加えるという最高裁の裁定に対応しようとしているということです。しかし,政権内外の法律家の意見では,それでは法廷の要求を満たせないといい,政権は最高裁の裁定によって生じた法的な事態に対応すべくもがいている最中だということのようです。
 匿名の高官によれば,Bushと補佐官達は殆ど全ての「敵戦闘員」にヒアリングのない曖昧な留置を無効と判定したことに準備ができていなかったといいます。(またしても見込み違いと準備のなさを露呈してしまいました)水曜の時点では彼らは最高裁の裁定を単なる偶発的出来事として彼らのポイントと考えていたようです。つまり,最高裁の決定した制約の側面より,最高裁が戦時下の大統領の権力を認知したことを喜んでいたのです。(狡猾というよりは単に愚かなだけでしょうか)
 しかし,明白なことはBush政権は連邦裁判所に拘留の決定権の一部を奪われたということで,Bush政権は抑留の不当さを訴える書類の洪水と弁護士の群れを相手にしなければならなくなったということです。また,Bush政権は司法へのアクセスだけでなく医療専門家のアクセスを要求されるかもしれません。
 Bush政権の考えていた年次再評価プログラムというものは軍内部で完結するもので連邦裁判所の関与を想定していないもので,軍による恣意的な評価には一切の説明責任を要求されない恐るべき代物であり,公正の概念に対するペテンであったことを,それに関与していたジョージタウン大学のKatyal 教授が明らかにしました。
 当局者達は治外法権という得点がなくなったGuantánamo湾収容所には何の価値もなくなったといいます。 政権は法廷への提訴を減らすために抑留者の多くを解放するかもしれないとも予測されています。

以上の記事を見て,米国のことですから,Bush政権は不当に抑留していたとして多額の賠償金を要求されることになるのではないかなどと余計なことを考えてしまいました。
 
 

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June 29, 2004

my news: The New York Times - Supreme Court Affirms Detainees' Right to Use Courts

The New York Times - Supreme Court Affirms Detainees' Right to Use Courts (最高裁判所は法廷を利用する抑留者の権利を確認します)

 Guardian紙の記事と同様に連邦最高裁の裁定に関するNYタイムズの記事です。

 Guardian紙と違うと思ったのは,
 1.抑留されている外国人に対しても米国司法へのアクセスの権利を認めたという点が強調されていること(ハムディー氏ら米国籍の抑留者に対する裁定とは別の裁定です。see The New York Times - Supreme Court Partially Sides With Bush on American Detainee Case)と,
 2.9人の個々の判事の意見がどうであったかについても記事にされているということです。

 「戦時にも,大統領が専制君主の権力を持っていないことを再確認した。」という点が連邦憲法解釈の上で重要性があるようです。
 Sep-11で収容所列島化した米国が冷静さを取り戻しつつあると言うことなのかもしれません。

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my news: Guardian U.K - Guantámo detainees granted access to US courts

Guardian U.K. - Guantámo detainees granted access to US courts (グアンタナモ抑留者,合衆国法廷へのアクセスを認められる)

 米国連邦最高裁は,米国版収容所列島状況を終焉させる裁定に引き続き,キューバにあるGuantámo湾米国海軍収容所で司法のアクセスの外に置かれていた抑留者が米国法廷へのアクセスを可能にする裁定を下しました。

 1903年より米国はキューバからGuantámo湾を借り受けていましたが,ブッシュ政権はここにキューバと米国の法律から治外法権状態の収容所を作り上げ,戦時国際法も無視して(軍事法廷で処遇しようとしているにも関わらずです),ここに二年以上に亘り6~800人もの抑留者を外部から/への一切の接触を遮断したままで抑留しイラクのAbu Graibでの残虐行為のプロトタイプの「効率的な尋問」にさらし続けていました。
 今回審問が行われたクウェート,英国,オーストラリアの三名の収容者はアフガニスタンとパキスタンへの米国軍の侵攻の際に抑留された人たちです。彼らは弁護士が米国の法廷で戦っていることすら知ることはできませんでした。これら三名以外の状況はいかなるものか,Guantámo湾に収容されていること自体が秘匿されているとすれば恐ろしいことでしょう。Abu Graibで存在しないことになっていた秘密の囚人達の存在があばかれましたが,それと一緒です。

 私の思ったことは二つです,
 ブッシュ政権はセキュリティの名の下にこれらの囚人へ/からのアクセスを遮断していましたが,そのセキュリティとは”ブッシュ政権のセキュリティ”だったのかという解釈に曝されるのでは?ということと,
 司法へのアクセスを認められた三人の一人であるオーストラリア人のデイビッド・ヒックスは「テロリズムの罪」で第二次世界大戦後に初めて行われる米国運営の軍事裁判所によって審判されることになるようですが,この「軍事裁判」の合法性に疑問が呈されることになることが当然予想され,その正当性への疑念はこの前の軍事法廷(第二次大戦)の正当性,ひいては「戦後」体制への疑惑に結びつきかねないものかもしれないのでは,ということでした。

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May 16, 2004

my news: Guardian (UK) - US guards 'filmed beatings' at terror camp

US guards 'filmed beatings' at terror camp

「米国の看守がテロキャンプにおいてむち打ち(の罰)を撮影した」という記事で,キューバにある米軍のグアンタナモベイ (Guantanamo Bay) 収容所における虐待に対しても光が当てられるかもしれないと英国Guardian紙は報じています。
'They tied me up like a beast and began kicking me'「彼らは獣のように私を縛り付けて、そして私をけり始めました」という記事に,この3月にそのキャンプから解放された英国人の2年の苦難に関する話が載っています。
そしてどうやら,グアンタナモ湾海軍基地での蛮行の一部始終はビデオ撮影されていたようなのです。イラクのAbu Ghraibの画像記録の存在と一致しており,組織的な活動としか考えられず,その鍵を握っている一人が以前紹介したMiller将軍のようです。

グアンタナモ湾海軍基地に法の届かない状態で抑留され続けているアフガンで捕虜になった人びとの状況に関して,米国の司法の権限が届くようにすべきであるという申し立てに対する米国最高裁の審理に関する記事をNY Times紙が報じていましたが,ジュネーブ条約でも米国の法律でも規制されていない,米軍のグアンタナモベイ (Guantanamo Bay) 収容所で何が起きていたのか/いるのか,考えるだけ恐るべきか.....

一方英国Independent紙は,
Regiment in fake photo storm to be charged over death of prisoner(偽写真で襲撃された部隊が囚人の死に関して告発される)という記事で,英国当局がデイリーミラー紙の暴露写真がペテンであったと胸を張っていることと,米国大統領は米国民間人の殺害ビデオの残虐性を強調することで自国軍の蛮行から焦点を逸らせようとしていること,を並べて報じています。Anglo-Americanに限らず,権力の特徴は「都合の悪いことはごまかす」ということでしょうか。
しかし,赤十字国際委員会その他の指摘はデイリーミラー紙に攻撃された英軍の特定の部隊(Queen's Lancashire連隊)が残虐行為に関連していたとしています。また,米軍の残虐行為に関する新情報の流出は止めようがないように見えます。

Anglo-American(英国とアメリカ[(特に)米国])の社会システムには,国家の行動を規制する仕組みが組み込まれているのですが,振り返って我が三流国家でこの様なことが起きたとして,はたして敗戦以外に修正する仕組みがあるのでしょうか。(つまり,精算されたと思われている,戦前の「軍部の愚」は,全く地続きで継承され続けているのではと思わされてしまいます。「軍部の愚」,ではなく「(明示的ではない)社会システムの愚」ではないのかと.....)

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