US guards 'filmed beatings' at terror camp
「米国の看守がテロキャンプにおいてむち打ち(の罰)を撮影した」という記事で,キューバにある米軍のグアンタナモベイ (Guantanamo Bay) 収容所における虐待に対しても光が当てられるかもしれないと英国Guardian紙は報じています。
'They tied me up like a beast and began kicking me'「彼らは獣のように私を縛り付けて、そして私をけり始めました」という記事に,この3月にそのキャンプから解放された英国人の2年の苦難に関する話が載っています。
そしてどうやら,グアンタナモ湾海軍基地での蛮行の一部始終はビデオ撮影されていたようなのです。イラクのAbu Ghraibの画像記録の存在と一致しており,組織的な活動としか考えられず,その鍵を握っている一人が以前紹介したMiller将軍のようです。
グアンタナモ湾海軍基地に法の届かない状態で抑留され続けているアフガンで捕虜になった人びとの状況に関して,米国の司法の権限が届くようにすべきであるという申し立てに対する米国最高裁の審理に関する記事をNY Times紙が報じていましたが,ジュネーブ条約でも米国の法律でも規制されていない,米軍のグアンタナモベイ (Guantanamo Bay) 収容所で何が起きていたのか/いるのか,考えるだけ恐るべきか.....
一方英国Independent紙は,
Regiment in fake photo storm to be charged over death of prisoner(偽写真で襲撃された部隊が囚人の死に関して告発される)という記事で,英国当局がデイリーミラー紙の暴露写真がペテンであったと胸を張っていることと,米国大統領は米国民間人の殺害ビデオの残虐性を強調することで自国軍の蛮行から焦点を逸らせようとしていること,を並べて報じています。Anglo-Americanに限らず,権力の特徴は「都合の悪いことはごまかす」ということでしょうか。
しかし,赤十字国際委員会その他の指摘はデイリーミラー紙に攻撃された英軍の特定の部隊(Queen's Lancashire連隊)が残虐行為に関連していたとしています。また,米軍の残虐行為に関する新情報の流出は止めようがないように見えます。
Anglo-American(英国とアメリカ[(特に)米国])の社会システムには,国家の行動を規制する仕組みが組み込まれているのですが,振り返って我が三流国家でこの様なことが起きたとして,はたして敗戦以外に修正する仕組みがあるのでしょうか。(つまり,精算されたと思われている,戦前の「軍部の愚」は,全く地続きで継承され続けているのではと思わされてしまいます。「軍部の愚」,ではなく「(明示的ではない)社会システムの愚」ではないのかと.....)
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